演奏会等支援制度
助成趣旨
学生の皆さんにとって、練習の成果を発表できる演奏会は貴重なステージだと思います。
しかし実際に演奏会を開催するとなれば、費用がかかります。この費用の負担を少しでも軽減し、皆さんの学内外での演奏会や発表会が増えていくことを願い、後援会では本制度によって資金面での支援をしています。
対象演奏会
下記の3つの要件を全て満たす演奏会を支援します。
① 学生が企画するものであること
予算管理、会場の手配、当日の進行等演奏会の開催において学生がどのような役割を果たしたかを申請時に記載してください。
② 学生が出演する演奏会・発表会であること
本学学生(付属高校生、科目履修生、聴講生の人数を含む)がメンバー(出演者、ステージマネージャー等)の2/3以上を占めるもの。
③ 後援会が支援に値すると判断した演奏会
原則実際に開催され、ご家族や大学関係者等以外の一般の方にも公開された演奏会や発表会を支援します。やむを得ない事情(感染症の拡大の影響により中止となるなど)による会場のキャンセル料も支援します。①②の条件を満たす場合、配信での開催も対象とします。
》芸術祭で行われる発表など後援会が別の仕組みで開催を支援しているもの、オーディション関連のもの、学外団体が主催し、学生が一部参加するもの、大学の授業の一貫として行われるものは対象としません。
》従来門下生による発表会は対象外でしたが、①②③を満たすものであれば対象とします。門下生による発表会とは、同じ先生に師事する学生だけが出演者である発表会を指します。複数の先生の門下生が集まった学科や学部単位の発表会も引き続き対象となります。ただし、試演会やおさらい会等非公開のものは支援の対象外です。
助成内容
助成金額は助成対象者の人数により決まる【①個別基準】で算出する金額と、学生が負
担した金額を基に【②実績基準】で算出する金額のうち少ない方の額とします。
上限は100,000円です。
① 個別基準
出演者、監督及びステージマネージャー(1名)のうち、演奏会実施日に在学中の学部生又は大学院生で、助成を希望しており、年会申請回数が2回目以内の者を助成対象者とし、下記により算出する。
年間申請数は学生支援課で確認しますので、出演者名簿に〇印を付し、その合計人数を申請書に記載すること(本人の同意を得られた者のみ〇印を付すこと)。
●助成対象者8名以下の演奏会・発表会
基本助成額10,000円+1名あたりの助成額5,000円×人数(ただし個人リサイタル等1名で演奏する場合は20,000円を支給します。)
●助成対象者が9名の演奏会・発表会
50,000円
●助成対象者が10名以上の演奏会・発表会
基本助成額30,000円+1名あたりの助成額2,000円×人数
※助成対象者が8名、9名、10名の場合、個別基準により算定される金額はいずれも50,000円となります。
② 個別基準
支出額により算定します。ただしその金額が3,000 円に満たない場合は3,000円とします。100円未満は切り捨てます。●支出として計算されるもの
・会場費
・プログラム、チラシ、チケット等の印刷費
・楽器等のレンタル代や運搬費
・通信費(プログラムやチラシの郵送費等)
・電子チケットの発行費用
※領収書等支払いを証明できる書類の提出が必要です。
※以下の経費は助成対象の支出として認められません。
・人件費(出演料、アルバイト代等)
・指導者への謝礼、作曲・編曲料、写譜料等
・飲食代(打ち上げの費用、弁当代、お茶代)
・楽譜代、衣装代、楽器代、録音音源の作成費(ただし会場に付帯する録音設備の借料は助成対象となります。)
・プリンターやインクの購入費等個人の財産となるもの。
申請〜助成までの流れ
申込手続
1.申請から助成までの流れ
① 演奏会や発表会の開催費年度の翌年度末までに学生支援課に下記を提出。
(例2025年度開催の場合は2027年3月末が提出期限)
・演奏会等助成金申請書及び承認書(様式1)
・出演者名簿(様式2)
・決算(様式3)と領収書等のコピーをA4用紙に貼付したもの
・演奏会のチラシ・プログラム
・口座番号が確認できるもの(通帳のコピー等)
※提出期限は開催日年度の翌年度末までとします。
(例: 2025年度開催の場合は2027年3月末までを提出期限とします。)
※メールでの申請も可能(送信先:学生支援課へ問い合わせ)
2. 後援会と学生支援課にて審査後、対象決定者に通知し助成金が支払われます(銀行振込)。
申請書は下のリンクにあるExcelファイルを使用するか、学生支援課でお受け取りください。
記入例は下のリンクにあるPDFファイルをご参考にしてください。
演奏会等助成金申請書類一式(Excel)
演奏会等助成金 申請書記入例(PDF)
演奏会等助成金 出演者名簿記入例(PDF)
演奏会等助成金 決済書記入例(PDF)
助成対象収支
収入
審査対象にはいたしません。
支出
1. 会場費(ホール、付帯設備、調律等)
2. 印刷費(チラシ、プログラム、コピー代等)
3. 運搬費(楽器等運搬費)
4. 通信費(郵送費等)
5. 交通費(当日のみ)
6. レンタル楽器代
※その他、必要最低限の合理的金額であることを条件とします。
*助成額計算の対象とならない項目
・人件費(出演料、アルバイト代、作曲・編曲料、写譜料等)
・飲食代(打ち上げ、弁当代等)
・個人の財となるもの(楽譜代、衣装代、楽器代、録音音源の作成代※等)
※会場附帯する録音設備借料は助成対象となります。





